2016.05.25 Wednesday

その支払は[外注費」で大丈夫?−その

2.外注費と源泉徴収
 外注の場合は、原則的には源泉徴収の必要はありません。ただし、所得
税法第204条第1項に該当する報酬・料金等については、源泉徴収が必
要です。
 源泉徴収が必要な報酬・料金等の範囲については、その報酬・料金等の
支払を受ける者が個人の場合、以下のとおりとなります。

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  *ただし、懸賞応募作品の入選者などへの支払については、一人に対
   して1回に支払う金額が5万円以下であれば、源泉徴収をしなくて
   よいことになっています。

 ∧杆郢痢公認会計士、税理士、司法書士等の特定の資格を持つ人など
  に支払う報酬・料金

 社会保険診療報酬支払基金が支払う診察報酬

 ぅ廛輒邉總手、プロサッカーの選手、プロテニスの選手、モデルや外
  交官などに支払う報酬・料金

 シ歿戎佑箏歿愁廛蹈瀬ションを営む個人に支払う報酬・料金

 Ε曠謄襦⇔拘曚覆匹嚢圓錣譴覬祺馘において、客に対して接客等を行
  うことを業務とするいわゆるバンケットホステス・コンパニオンやバ
  ー、キャバレーなどに勤めるホステスなどに支払う報酬・料金

 Д廛輒邉總手の契約金など、役務の提供を約することにより一時に支
  払う契約金

 ┨告宣伝のための賞金や馬主に支払う競馬の賞金


3.扶養控除等申告書と源泉徴収税額票
 給与の支給区分に応じて使用する源泉徴収税額表が決められ、さらに「
給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」(以下「扶養控除等申告書」と
いう)の提出の有無に応じて税額表の適用する欄が異なります。
 例えば、給料が月払いで「扶養控除等申告書」を事業主に提出している
人の場合は、月額表の甲欄を適用して源泉徴収税額を求めます。提出して
いない人の場合は月額表の乙蘭を適用することになります。外注費として
処理していたものが、給与と認定された場合、扶養控除等申告書が提出さ
れていないため乙蘭適用となります。

【参考】国税庁タックスアンサー
 「No2110 事業主がしなければならない源泉徴収
 「No2792 源泉徴収が必要な報酬・料金等とは
 「No2793 報酬・料金等の源泉徴収義務者
 『契約を巡る税務トラブルと債務の確定』(牧野義博著、大蔵財務協会)