2016.06.20 Monday

社会保障[算定基礎届」は現物給与に注意!

 社会保険「算定基礎届」(定時決定)の事務について、最近、年金事務
所等によって現物給与の計上漏れが厳しくチェックされているそうです。

あとで計上漏れを指摘されないように注意しましょう。

1.標準報酬月額
 健康保険料については、実際の月額の給与額によって算定するのではな
く、一定期間の給与に基づいて被保険者ごとに算定された標準報酬月額を
用いて、保険料を計算します。標準報酬月額は、健康保険料の計算だけに
使われるのではなく、健康保険の給付に関する計算についても使用されま
す。
 標準報酬月額の算定には、次の4種類があります。

 〇餝兵萋聖決定・・・「資格取得届」
  新たに被保険者資格を取得した場合に、その時点で標準報酬月額を決
  定します。

 定時決定・・・「算定基礎届」
  原則として年1回、すべての被保険者の標準報酬月額を見直し、1年
  間使用します。

 随時改訂・・・「月額変更届」
  途中で昇格があり、給与が大幅変動した場合には、例外的に随時改定
  を行います。

 ぐ藥休業等終了時改定・・・「月額変更届」
  育児休業終了時にも変更することがあります。


2.報酬に含まれるもの
 標準報酬月額を算定する際の報酬月額には、給与として会社から支給さ
れるものは、所得税が非課税とされる通勤手当を含めてほとんどのものが
報酬の中に含まれます。
 例えば、通勤手当として、通勤定期券の現物を支給している場合につい
ては、現物給与として報酬に含めます。この場合、6か月定期券を6か月
ごとに支給している場合には、6分の1の額を毎月の通勤手当(現物)と
して報酬に含めます。
 また、健康保険・厚生年金保険では、年4回以上支払われる報酬につい
ては、賞与ではなく報酬として、標準報酬月額の算定に含めます。この場
合には、7月1日前の1年間に受けた賞与の額の合計額を12で除して得
た額を毎月の報酬に加えることになります。